今週、11月3日の全国小学生統一テストの結果をお届けしました。
その結果に関する学習相談を現在実施しています。
アルペの塾生には直接授業内で返却しました。
アルペで受験した子たちの結果をみると、中学受験コースのメンバーが日頃取り組んでいる問題とは少し違う問題が多いので、普段のテスト結果とは、また少し違う偏差値の分布となりました。
先週の土曜日に小学3年生4年生の保護者会を実施しました。
そこでもお話しさせていただいたのですが、特に算数に関しては、各学年で身につけておきたい「基礎力」がどのくらい定着しているかをみることができます。
今回のテストは、5割が基本問題、3割が応用、2割がチャレンジで構成されているテストです。
お子さんの「基礎力」はいかがだったでしょうか。
中学受験コースで日頃応用中心に勉強を進めている子が、基礎の問題を落としているケースも見られます。また、計算問題は解けているが、図形がまったくできていないというケースも見られます。
お子さんのそれぞれの状況をよく分析しなくてはなりません。
もちろんよく頑張ったお子さんは褒めてあげてください。
勉強にはゴールはありませんから、常にお子さんにとってどんなスタイルの勉強が必要かを見直しながら進まなくてはなりません。3年生までは算数が大得意だった子も、4年生になったら大の苦手になることもありますし、その逆もあります。
その時その時のコンディションを把握していかなくてはなりませんね。
また、国語に関しては、アルペでも力を入れていますが、「語彙力を増やす」ということに意識をおくことがとても重要だと思います。また、心情把握の場合は、お子さんごとに気持ちをくみ取る「感覚」はかなり異なってしまいますので、読書やご家庭での会話の中で「気持ち」の引き出しを深める必要があります。
次回の全国統一テストは、2009年6月7日です。
本日学習面談にいらした保護者の方は、ご家族で丁寧に問題を読みなおされたそうです。社会や理科の問題に関しては、日常生活から学べることを見直されて、ご家族で取り組まれているそうです。(お風呂での水の温まり方、天体、スーパーでの野菜の配列、植物の生息の様子などなど…)素晴らしいご家庭ですね。感動しました。
アルぺ 高木